心理学＋カレー

喫茶店にカレーはつきものじゃ。
よくある取り合わせなだけに、はじめからあまり過大な期待はしない。
しかもメニューが「ビーフカレー」ともなれば、まあ、家で食べるような
カレールウを使ったどろっとした欧風カレーが出てくるだろうと予測がつく。
ひょっとしたらちょっといい肉を使ってます、とか、一生懸命長時間煮込みました、
くらいのことはあるのかもしれない。
ま、なんでもいいや、とにかく頼もう。
そんな感じで注文したカレーが、運ばれてきてこんな感じだったりすると
俄然盛上ってきてしまう。
まず、目玉焼き。
「おお！」
カレーより卵のほうが好きな（笑）ボクにはなんともまぶしい光景だ。
そしてそして、このソース。
2度目の「おお！！」
小麦粉のとろみ感がないさらっとしたカレーソースは完全に僕の好み。
いやいや、こう来るとは思ってなかったな～。
意表をつかれて気持ちが高まる。
そんな状態で食べるわけだから、当然、うまい。
この現象をボクはカレーの心理学的側面として、先週、講義で詳しく話をした。
そのほかにカレーには化学的側面と医学的側面もあると……。
そんなカレー講座も今日は第2回。
楽しみじゃ。
※ビーフカレー／￥1000／CAFE論談／中央区銀座4丁目
（水野）